介護からの転職                        入職~退職を決意するまで

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近年、退職や再就職について、ネット上には様々な

情報がありますが、情報が多すぎて、整理するのも

大変ですね。

僕自身、2021年3月末に退職しましたが、

情報を整理しきれず、準備不足だったなと痛感します。

そこで

僕が退職するうえで実際にしたことや、自身の経験と共に、

こうすればよかったと思うことを紹介したいと思います。

自己紹介

■1981年生まれ、40歳
■バツ1
■妻と9、6、2歳の子あり
■10年前に中古マンション購入(ローン返済中)
■18年間、介護老人保健施設で介護福祉士として勤務
■当時の年収500万円
■2021年3月末に退職
重いローンのイラスト

職務経歴

1年目

指導者に教わりながら半年ほどで一人立ち。1フロアの利用者が36名で担当利用者が4~5名でした。

とにかく排せつ、入浴、食事、レクリエーション、記録、掃除、雑用をしていました。利用者さんの急変や、お亡くなりになることがあってもあたふたしているころでしたね。

忘年会で出し物をしました。

なぜか新人は絶対にしなければいけず、

準備や練習も残業代は出ません。

出し物の完成度も先輩にチェックされ、

内容にまで口を出されました。

2年目

委員会活動の開始。(給食委員、行事委員、実習指導者etc…)

忘年会で出し物をしました。

同期の中で僕だけなぜか新人の指導者として強制参加でした。

完全なパワハラです。

3~15年目

実習指導者、行事委員としてイベントの運営やボランティアとの連絡、調整。QC活動。

このころから、実習指導者講習や認知症介護実践者研修の受講など、業務としての研修参加も増えました。

実習指導者講習は職場に戻ってマニュアルを作ったりもしないといけないし、実習生の指導も普段の業務の合間にしないといけないので、なかなか大変でしたね。

変わった実習生も色々来ていましたね、女性の職員に告白して実習中止になったり、実習日誌を提出してないのに「出しました」と嘘つく人がいたりしました。

あと、小中学校の教員免許を取るために介護に関係ない大学生が、介護等体験実習に来ることもありました。

耳が遠い方や高齢者の思いのくみ取り方、コミュニケーションの技法、地域包括ケアシステムなどを「こんなことを教えた方がいいのかなぁ」と考えながら伝えていました。

認知症介護実践者研修は、追々、認知症介護指導者養成研修を受講することで、認知症に関する研修の講師として活動ができるらしく、講師として1回の報酬が10万円くらいと聞きました。これから介護で働いていく方は受講をお勧めします。

また、自分のスキルアップや、業種変更の可能性も視野に入れて資格も取得しました。

社会福祉主事任用資格。これは、相談業務に就きたい人が取る資格ですね。通信教育1年間(4か月毎に4教科の課題と小論文を解いて郵送)+5日間のスクーリング(僕の場合は神奈川県)で取得可能で、受講料約9万円+別途スクーリングの交通費、宿泊費がかかりました。

スクーリングは全国から人が集まってきますし、事業所の種類も様々でいろんな話を聞けて楽しかったです。

介護支援専門員も取得しました。ケアマネですね。とても難しかったです、3回落ちました、まったく受かる気がしなかったですね。個人的には合格するために、ユーキャンの通信講座をしたうえで運も必要だと思っています。ユーキャンは教材費に5万円くらい費用がかかり、半年以上ほぼ毎日勉強しました。

試験合格後の研修は、いろんな事業所で働いている方の話が聞けて結構楽しかったですね。

ただ、資格取得後も5年ごとに数万円払って更新研修のを受講しないといけないので、使わない資格の更新研修のために長い時間拘束されてお金もかかるのは割に合わないと思い、更新研修は申し込みませんでした。もちろん、社会福祉主事任用資格、介護支援専門員両方自費での自己学習になります。

※介護支援専門員の更新研修の費用は地域差があるみたいです。更新研修を受けなくても後々、資格を使うことになれば再研修の制度もあります。

16~18年目

教育委員になり、業務マニュアル作成、介護業務チェックリスト作成、人事評価、社内研修の企画実施。

この頃に退職を決意しました。

退職の理由

  • 18年間昇格もなく、社会福祉主事や介護支援専門員の資格を取得するが職種の変更もできず、スキルアップできない。
  • 夜勤がしんどい。

40人近くの利用者を1人で対応・センサーマットもなく、利用者の動線に鈴をつけて対応、

16:30~9:00で仮眠が1時間半

  • 体中が痛く、何歳まで介護の仕事ができるのか不安。  

腰痛もちプラス16年目に首と左腕に痛みとしびれの症状が出現し、頚椎症性神経根症と診断。

自転車のハンドルを5分間も握っていれない痛み。

  • 人の命にかかわる仕事にしては給料が安く割に合わない。

仲良くしていた高齢者が亡くなっても、お別れの時間をゆっくり過ごすこともでない。

人の命にかかわる仕事にしては給料が安い、夜勤手当1回6000円、資格手当なし。

  • 上司の方針に納得できない。

業務の方法を現場と相談なく、一方的に変更する。休憩中にも仕事の話をしてくる。

風邪が流行ったことを特定の職員のせいにする、デリカシーや配慮がない。

次回、退職決意~退職半年前にしたこと

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